ロシア・シリア両軍はイドリブ県各所を激しく爆撃(2018年1月16日)

イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(1月16日付)によると、ロシア軍戦闘機がタビーシュ村を爆撃し、子供6人と女性1人が死亡した。

ロシア軍(と思われる戦闘機)はまた、ガドファ村、カフルナブル市を空爆、シリア軍もハーン・シャイフーン市を「樽爆弾」で爆撃した。

シリア人権監視団によると、空爆はマアッラト・ヌウマーン市、アブー・ズフール町、ジスル・シュグール市に対しても行われ、多数が負傷した。

一方、『ハヤート』(1月17日付)によると、シャーム解放機構のトルコ国籍と思われ得る司令官が、アルマナーズ市郊外の街道で何者かの襲撃を受けて死亡した。

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アレッポ県では、SANA(1月16日付)によると、シリア軍が予備部隊とともに県南東部でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団に対する掃討作戦を継続し、タッル・ダマーン村近郊の要衝シャヒード丘を再び制圧、同地に近いマースィフ村、タッル・マースィフ村を制圧した。

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ハマー県では、SANA(1月16日付)によると、シリア軍が同盟部隊とともに、県北東部でダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討作戦を続け、ムーティーラート丘を制圧、トゥータフ村、アブー・ハリーク村を射程圏内に収めた。

AFP, January 16, 2018、ANHA, January 16, 2018、AP, January 16, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 16, 2018、al-Hayat, January 16, 2018、Reuters, January 16, 2018、SANA, January 16, 2018、UPI, January 16, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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