アサド大統領はイラン外交関係戦略評議会議長と会談「トルコ軍のアフリーン市一帯に対する蛮行はテロ支援という政策が基礎をなしている」(2018年1月21日)

アサド大統領は、シリアを訪問しているイランのカマール・ハラーズィー外交関係戦略評議会議長を団長とする使節団と首都ダマスカスで会談した。

SANA(1月21日付)によると、会談では、シリア、イラクにおける「テロとの戦い」、イラン核開発問題などについて意見を交わした。

会談で、アサド大統領は、トルコ軍によるアレッポ県アフリーン市一帯への越境爆撃・砲撃に言及、そのなかで「シリア領のアフリーン市に対するトルコの野蛮な敵対行為は、シリア危機当初からトルコ政府が続ける政策と分かつことができない。それはテロそしてテロ組織を支援することを基礎として構築されている」と述べた。

SANA, January 21, 2018

AFP, January 21, 2018、ANHA, January 21, 2018、AP, January 21, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 21, 2018、al-Hayat, January 22, 2018、Reuters, January 21, 2018、SANA, January 21, 2018、UPI, January 21, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

SyriaArabSpring

Recent Posts