反体制派はシリア軍がドゥーマー市(ダマスカス郊外県)を塩素ガスで攻撃したと主張する一方、ダマスカス県が反体制派の砲撃を受け、民間人9人が死亡(2018年1月22日)

ダマスカス郊外県では、ドゥラル・シャーミーヤ(1月22日付)やシリア人権監視団が複数の現地消息筋の話として伝えたところによると、イスラーム軍などの反体制武装集団の拠点であるドゥーマー市に対してシリア軍が塩素ガスを装填した砲弾9発を撃ち込み、女性と子供を含む民間人20人以上((ホワイト・ヘルメットによると21人が負傷)が呼吸困難などの症状を訴え、医療センターに搬送された。

また、ホワイト・ヘルメットの救援チームが現場に急行し、数十世帯を安全な場所に避難させたという。

al-Durar al-Shamiya, January 22, 2018

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ダマスカス県では、SANA(1月22日付)によると、ダマスカス郊外県東グータ地方で活動を続ける反体制武装集団が迫撃砲で砲撃を行い、砲弾1発がバーブ・トゥーマ地区のバス停留所に着弾し、民間人9人が死亡、21人が負傷した。

砲弾はまた、カッサーア地区、シャーグール地区にも着弾した。

SANA, January 22, 2018

AFP, January 22, 2018、ANHA, January 22, 2018、AP, January 22, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 22, 2018、al-Hayat, January 23, 2018、Reuters, January 22, 2018、SANA, January 22, 2018、UPI, January 22, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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