アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(1月27日付)によると、トルコ軍の支援を受ける反体制武装集団(シャーム軍団など)は、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍との戦闘の末、ラージュー町近郊のビースキー村を新たに制圧した。
反体制武装集団はまた、同地近郊の第740拠点、人民防衛隊の教練キャンプも合わせて制圧したという。
一方、SANA(1月27日付)によると、トルコ軍が西クルディスタン移行期民政局支配下のアフリーン市一帯への越境爆撃・砲撃を続けた。
攻撃は、ジャンディールス市近郊のハッジー・イスカンダリー村、ハマーム村、ブルブル町近郊のトゥーバール村、クールナ村、アリー・ジャーウー村、ガッル山一帯に対して集中的に行われた。
SANAによると、トルコ軍が「オリーブの枝」作戦の開始を宣言した20日から27日にかけての攻撃による死者は96人、負傷者は198人にのぼっているという。
また、ANHA(1月27日付)によると、シリア民主軍はラージュー町一帯でトルコ軍およびその支援を受ける反体制武装集団と交戦した。
さらに、タッル・リフアト市近郊のトゥワイス村一帯でも、シリア民主軍と反体制武装集団が交戦したという。
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ハサカ県では、ANHA(1月27日付)によると、マアバダ(カルキールキー)町トルコ軍によるアレッポ県アフリーン市一帯への攻撃に対する抗議デモが行われ、数千人が参加した。
AFP, January 27, 2018、ANHA, January 27, 2018、AP, January 27, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 27, 2018、al-Hayat, January 28, 2018、Reuters, January 27, 2018、SANA, January 27, 2018、UPI, January 27, 2018、Wikalat al-Iba’ al-Ikhbariya, January 27, 2018などをもとに作成。
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