アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(1月29日付)によると、県西部に侵攻したトルコ軍の車列が、ハーディル村に展開するシリア軍の砲撃を受けた。
ドゥラル・シャーミーヤの特派員によると、トルコ軍の車列は、装甲車輌など100輌以上からなり、イドリブ県カフル・ルーサイン村に設置された通行所を経由して夜間にシリアに侵入し(https://youtu.be/34Z2mUm5AGA)、ハーディル村近郊に位置するアイス丘の後背地(第4ポイント)に終結しようとしていたところを、シリア軍によって砲撃されたという。
これに対して、トルコ空軍は、車列を防衛するため、F16戦闘機2機を派遣した。
なお、トルコ軍は2017年9月でのアスタナ6会議でのロシア、イランとの合意に基づくかたちで、イドリブ県北東部にあるシャーム解放機構最大の軍事拠点であるタフタナーズ航空基地、アレッポ県西部の複数カ所に部隊を進駐させている。
AFP, January 29, 2018、ANHA, January 29, 2018、AP, January 29, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 29, 2018、al-Hayat, January 30, 2018、Reuters, January 29, 2018、SANA, January 29, 2018、UPI, January 29, 2018などをもとに作成。
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