ドゥラル・シャーミーヤ(1月30日付)は、複数の消息筋の話として、トルコの後押しのもとにシリア国民大会に参加するためにソチの空港に到着した反体制武装集団を中心とする代表団が、空港当局と揉め、トルコへの帰着を決意したと伝え、空港の床に座ったり寝そべったりしながら、出国を待つ彼らの写真を転載した。
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『ハヤート』(1月31日付)などによると、トルコの首都アンカラから特別機でソチ空港入りしたのは、シリア革命反体制勢力国民連立傘下の暫定内閣のアフマド・トゥウマ前首班、トルコの支援を受ける反体制武装集団の報道官を務めるアイマン・アースィミー氏ら78人。
トルコの首都アンカラから特別機でソチ空港に到着した反体制派の代表団は、空港、大会会場、掲示物などからシリア国旗を撤去・削除し、その代わりにシリア革命旗(フランス委任統治領シリアの国旗)を掲揚・添付するよう当局に迫ったが、これが応じられなかったために、帰着を決意、空港に14時間滞在し、出国した。
AFP, January 30, 2018、ANHA, January 30, 2018、AP, January 30, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 30, 2018、al-Hayat, January 31, 2018、Reuters, January 30, 2018、SANA, January 30, 2018、UPI, January 30, 2018などをもとに作成。
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