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フランスのル・ドリアン外務大臣「トルコ、シリア、イラン、東グータとイドリブを攻撃するものは国際法に違反している」(2018年2月7日)

フランスのジャン=イヴ・ル・ドリアン外務大臣は、ラジオ・モンテカルロ(2月7日付)とBFMTV(2月7日付)のインタビューに応じ、トルコ軍によるアレッポ市アフリーン市一帯への侵攻に関して、「国境の治安確保は、民間人を殺戮することを意味しない。これは批判されるべきだ。シリアの危機的状況のなかで、トルコは戦争をエスカレートさせるべきでない」と述べた。

また、「トルコ軍部隊がシリアから撤退することを望むか?」との質問に対し、「シリアに進駐しているすべての者が撤退すべきだ。そのなかにはヒズブッラーなど、イランの支援をうけたグループも含まれる」と述べ、「トルコ、ダマスカスの政権、イラン、東グータとイドリブを攻撃するものは国際法に違反している」と批判した。

一方、シリア国内での化学兵器使用疑惑に関して「シリア政府がシリアで現在、塩素ガスを使用していることをすべての証拠が物語っている…。我々はこれを断固たる姿勢で非難する」と述べた。

al-Durar al-Shamiya, February 7, 2018

AFP, February 7, 2018、ANHA, February 7, 2018、AP, February 7, 2018、BFMTV, February 7, 2018、al-Durar al-Shamiya, February 7, 2018、al-Hayat, February 8, 2018、Radio Monte Carlo, February 7, 2018、Reuters, February 7, 2018、SANA, February 7, 2018、UPI, February 7, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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