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ロシアのラヴロフ外務大臣「米国はシリア東部に准国家を創ろうとしている」(2018年2月13日)

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は、ベルギー外務大臣との会談後の共同記者会見で、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍への米国の支援継続に関して、米国はユーフラテス川東岸(左岸)に「准国家」を創ろうとしている、と批判した。

ラブロフ外務大臣は「米国は、すべての当事者によって受け容れられる安定的な政治移行が始まるまでシリアに駐留を続けると考えている…。だがこれは、政権交代、すなわち体制転換を意図している…。米国は危険な一方的行動に出ている。それは、ユーフラテス川東岸からイラク国境に至るシリア領内の広範な領域に准国家を建設する計画の一環に思える」と述べた。

AFP, February 13, 2018、ANHA, February 13, 2018、AP, February 13, 2018、al-Durar al-Shamiya, February 13, 2018、al-Hayat, February 14, 2018、Reuters, February 13, 2018、SANA, February 13, 2018、UPI, February 13, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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