ダマスカス郊外県では、SANA(3月3日付)によると、東グータ地方で活動を続けるシャーム解放機構などの反体制武装集団が、ワーフィディーン・ゴラン高原難民キャンプに設置された人道回廊を砲撃、銃撃し、同回廊を経由してシリア政府支配地域に避難しようとした住民の通行を阻止した。
また、この人道回廊を経由してシリア政府支配地域に避難しようとしていた一家4人が2日夜に反体制武装集団(イスラーム軍)に狙撃された。
これにより、両親は死亡したものの、子供2人はシリア軍の陣地に辿り着き、保護され、ワーフィディーン・ゴラン高原難民キャンプの仮設居住センターに移送された。
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これに関して、ドゥラル・シャーミーヤ(3月3日付)は、複数の活動家の話として、SANAが配信した映像に登場する子供が、東グータ地方出身者とは異なるイントネーションで話し、同地出身者が使わない「行く」「去る」などを意味する「フィッル」という方言を使ったと指摘、「アサド軍が制作した救出劇」で「捏造」だと断じた。
AFP, March 3, 2018、ANHA, March 3, 2018、AP, March 3, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 3, 2018、al-Hayat, March 4, 2018、Reuters, March 3, 2018、SANA, March 3, 2018、UPI, March 3, 2018などをもとに作成。
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