ロシア・シリア両軍は東グータ地方各所を激しく爆撃・砲撃、ホワイト・ヘルメットによると90人以上死亡、人権監視団によると40人以上死亡(2018年3月5日)

ダマスカス郊外県では、ドゥラル・シャーミーヤ(3月5日付)がホワイト・ヘルメットなどの情報として伝えたところによると、ロシア・シリア両軍の東グータ地方に対する爆撃により、ジスリーン町で住民12人、ハラスター市で10人、ドゥーマー市で6人、サクバー市で3人、ハムーリーヤ市で24人、カフルバトナー町で24人、ザマルカー町で3人、ハッザ町で3人、ザマルカー町で3人、フーシュ・アシュアリー農場で1人、アフタリース村で1人が死亡した。

また、シリア人権監視団によると、東グータ地方での4日から5日にかけての死者数は45人(うち子供5人)、負傷者数は170人以上、2月18日以降のロシア・シリア両軍の攻撃による死者総数は740人に達したという。

一方、SANA(3月5日付)によると、東グータ地方で活動を続けるシャーム解放機構などの反体制武装集団がイブン・シーナー病院(アドラー市郊外)、警察病院一帯、ダーヒヤト・アサド町を砲撃し、8人が負傷した。

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ダマスカス県では、SANA(3月5日付)によると、ダマスカス郊外県東グータ地方で活動を続けるシャーム解放機構などの反体制武装集団がティシュリーン病院を砲撃し、7人が負傷した。

反体制武装集団が撃った迫撃砲はまた、バーブ・トゥーマ地区にも着弾した。

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イドリブ県では、SANA(3月5日付)によると、シャーム解放機構がシリア政府の支配下にとどまるフーア市、カファルヤー町を砲撃し、子供1人を含む2人が負傷した。

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SANA(3月5日付)によると、シリア軍はラタキア県、ハマー県の農村地帯に侵攻した反体制武装集団を撃退した。

AFP, March 5, 2018、ANHA, March 5, 2018、AP, March 5, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 5, 2018、al-Hayat, March 6, 2018、Reuters, March 5, 2018、SANA, March 5, 2018、UPI, March 5, 2018などをもとに作成。

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