米国防総省のロバート・マニング報道官(大佐)は5日、トルコ軍によるアレッポ県アフリーン郡への侵攻作戦(「オリーブの枝」作戦)に関して、ダイル・ザウル県南東部でのダーイシュ(イスラーム国)との戦いに悪影響を及ぼすと述べた。
マニング報道官は、「(西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体の)シリア民主軍が実施している地上作戦が一時中止となった…。米主導の有志連合がダーイシュに対して行っている爆撃には影響は及んでいない。シリア民主軍は過激派から奪還した地域を依然として掌握している」と述べた。
また、エイドリアン・ランキン=ギャロウェイ国防総省報道官(少佐)は「米軍は、シリア民主軍の戦闘員の一部がダーイシュとの戦いを放棄しているのを目撃している…。シリア民主軍として活動していた戦闘員の一部は、ユーフラテス川警告での作戦を放棄し、別の場所、おそらくはアフリーン郡で戦うことを決定した」と述べた。
ロイター通信(3月6日付)が伝えた。
AFP, March 6, 2018、ANHA, March 6, 2018、AP, March 6, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 6, 2018、al-Hayat, March 7, 2018、Ministry of Defence of the Russian Federation, March 6, 2018、Reuters, March 6, 2018、SANA, March 6, 2018、UPI, March 6, 2018などをもとに作成。
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