ダマスカス郊外県では、SANA(3月15日付)によると、シリア軍が東グータ地方で反体制武装集団との戦闘を続け、ラフマーン軍団の支配下にあった中部のハムーリーヤ市を完全制圧した。
『ハヤート』(3月16日付)によると、シリア軍はまた、ラフマーン軍団、シャーム解放機構などが活動を続けるカフルバトナー町、アルバイン市、ハッザ町、ザマルカー町を砲撃した。
なお、シリア人権監視団によると、2月18日以降のロシア・シリア両軍の東グータ地方への攻撃で、民間人1,249人(うち子供252人)が死亡しているという。
**
ダマスカス県では、SANA(3月15日付)によると、ダマスカス郊外県東グータ地方で活動を続ける反体制武装集団が撃った迫撃砲弾複数発が、旧市街のバーブ・トゥーマ地区、中心街のヴィクトリア橋に着弾し、住民1人が死亡、18人が負傷した。
**
ダルアー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(3月15日付)によると、ブスル・ハリール市、西ガーリヤ村に対するシリア軍の連日の攻撃により、住民数千人が避難を余儀なくされた。
**
アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(3月15日付)によると、アレッポ・シャフバー軍を名乗る武装集団が、14日晩から15日にかけて、ダマスカス郊外県東グータ地方での反体制武装集団の反抗を支援するとして、アレッポ市内の県庁近く、ザフラー協会地区、アサド軍事アカデミー近くのシリア軍拠点を襲撃した。
AFP, March 15, 2018、ANHA, March 15, 2018、AP, March 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 15, 2018、al-Hayat, March 16, 2018、Reuters, March 15, 2018、SANA, March 15, 2018、UPI, March 15, 2018などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
ナハールネット(11月21日付…
イドリブ県では、テレグラムの「…