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アラブ連盟監視団はヒムス市で自由シリア軍の士官・兵士と面談し、同軍が保有していた装甲車・装備の一部を回収した。
またバーブ・アムル地区とワアル地区の市民から逮捕者のリストを受け取った。
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シリア革命総合委員会は、またアラブ連盟監視団のイドリブ県訪問に先立って、イドリブ刑務所が拘置所の一部をイドリブ街道沿いの焼却施設に移転したと発表した。
シリア国民評議会のムフイーッディーン・ラーズカーニー氏は『ハヤート』(1月5日付)に対して、同評議会と民主変革諸勢力国民調整委員会の合意文書(案)が「死んだ。なぜなら国内の革命運動家たちはそれに同意していないからである。そもそも文書でもなく、議論のためのペーパーに過ぎなかった」と述べた。
そのうえでシリア国民評議会が新たな文書の作成を準備しており、そのなかでは「国内の革命運動家」の損際が重視されていると述べた。
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シリア国民評議会は公式ウェブサイトhttp://www.syriancouncil.orgを立ち上げたと発表した。
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ジャズィーラ(12月4日付)は、内閣府財務監督中央機関の第1調整官を自称するムハンマド・スライマーン・ハッジ・ハマド氏なる人物の証言を放映した。
同氏は証言のなかで、80%の高官や公務員が弾圧の恐怖がなければ離反するだろうと述べた。
なおこれに先立ち、ハマド氏はカイロの「革命の明日」党本部で記者会見を開いていた。
SANA(1月4日付)によると、ダマスカス県サブウ・バフラート広場で国民統合と外国の干渉拒否を訴える大規模集会が開かれ、数千人の市民が参加した。
『クッルナー・シュラカー』(1月4日付)は、「自由と正義のための運動青年」を名のる反体制活動家がダマスカス県サブウ・バフラート広場で反体制デモを組織しようとしたが、「午後2時半に座り込みを始め、アラブ連盟監視団が広場に到着したが、突如として体制支持者で広場があふれかえった」と報じた。
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アドナーン・マフムード情報大臣は情報法(2011年8月28日施行)に基づき、民間ラジオ局設立申請が11件、民間テレビ局設立申請が20件、日刊紙創刊申請が15件、雑誌創刊申請が35件提出されたと発表した。
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「アフバール・シャルク」(1月4日付)は、シリア中央銀行のアディーブ・マイヤーラ総裁が各市中銀行に対して、外貨とシリア・ポンドの両替を停止するよう告知したと報じた。
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外務省のジハード・マクディスィー報道官は、ビクトリア・ヌーランド米国務省報道官の発言(1月3日)がアラブ連盟の「活動と加盟国の主権へのあからさまな介入」だと非難した。
SANA(1月4日付)はヒムス県、ハマー県、ラタキア県などで武装テロ集団による市民などの殺害が相次いだと報じた。
それによると、ヒムス県ヒムス市の工業地区で武装テロ集団が市民2人と治安維持部隊兵士1人を殺害した。
またハマー県ハマー市で武装テロ集団が市民2人を殺害した。
さらに、ラタキア県ジャブラ市でサミーフ・シャフワーン氏が武装テロ集団に暗殺された。
このほか、イドリブ県イドリブ市で武装テロ集団2人が自身の仕掛けた爆弾の爆発に巻き込まれ死亡した。
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一方、シリア革命総合委員会によると、ヒムス県(8人)、イドリブ県(2人)、ダルアー県(1人)、ハマー県(1人)で12人が治安部隊の発砲で死亡したという。
またシリア人権監視団によると、ヒムス県ヒムス市で2人、ハマー県ハマー市で1人が殺害されたという。
このほか、シリア革命総合委員会によると、ハマー県カフルルーマー村、ダマスカス郊外県カルナーズ町などで反体制デモが発生したという。
在ダマスカス・イラン大使館は、ヒムス県で12月に誘拐されたイラン人技術者の釈放を改めて求めた。
イラン国営通信が在シリア・イラン大使館の発表として伝えたところによると、12月20日に5人のイラン人技術者が誘拐され、その後21日にこの5人を探していた2人の技術者が誘拐された。
AFP, January 4, 2012、Akhbar al-Sharq, January 4, 2012, January 5, 2012、Aljazeera.net, January 4, 2012、al-Hayat, January 5, 2012、Kull-na Shuraka’, January 4, 2012、Reuters, January 4,
2012、SANA, January 4, 2012などをもとに作成。
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