トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、首都アンカラでのパーティーで演説し、「奴ら(米国)はマンビジュ市から退去しないと言っている。だが、お前たち(米国)には、そこに留まる権利などない」と述べた。
NTV Haber(3月21日付)が伝えた。
またアナトリア通信(3月21日付)が伝えたところによると、エルドアン大統領は「米国はトルコにマンビジュ市の半分をとるよう提案した。残りの半分は米国の取り分だという。だが、我々は奴らに言ってやった。「我々でもなければ、あなた方でもない。そこにはもとの持ち主がいるべきだ。我々はそこで公正な行政が行われることを望んでいるのであって、事態に公正に対処したい」と」と述べたという。
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トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣は、首都アンカラでの記者会見で、「西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)がアレッポ県東部のマンビジュ市から撤退するだけでは十分ではない」と述べ、ロジャヴァ支配地域全域の制圧に向けて軍事作戦を拡大する意思を示した。
チャヴシュオール外務大臣はまた、「我々は米国とマンビジュ市の安定実現に向けて合意には達していないが、理解し合っている…。YPGがマンビジュ市から撤退するだけでは十分ではない。マンビジュ市の後には、それ以外の都市から撤退する番が来る」と述べた。
スプートニク・ニュース(3月21日付)が伝えた。
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トルコ外務省は声明を出し、トルコ軍によるアレッポ県アフリーン市占領を批判したエジプト外務省の声明に反論「トルコはシリアの領土の一体性、政治統合を擁護してきた筆頭国であり、分離主義テロ組織との戦いを通じて領土保全に貢献してきた」と反論した。
またトルコ外務省報道官は、トルコ軍によるアレッポ県アフリーン市占領を批判したアラブ首長国連邦(UAE)のアブドゥッラー・ビン・ザーイド外務大臣の発言に関して「アラブ諸国の内政に干渉しているとの嫌疑は理解不能で、善意をもってしても同意できない」と反論、「トルコがシリアの領土の一体性維持を支援し、和平と安定の実現のために取り組んでいることをみなが知っている…。アフリーン郡での「オリーブの枝」作戦は我が国を脅かすテロ組織を殲滅するために実施されている」と強調した。
ドゥラル・シャーミーヤ(3月21日付)が伝えた。
AFP, March 21, 2018、Anadolu Ajansı, March 21, 2018、ANHA, March 21, 2018、AP, March 21, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 21, 2018、al-Hayat, March 22, 2018、NTV Haber, March 21, 2018、Reuters, March 21, 2018、SANA, March 21, 2018、Sputnik News, March 21, 2018、UPI, March 21, 2018などをもとに作成。
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