ダマスカス郊外県では、SANA(3月23日付)によると、ロシアの仲介により20日に成立したシリア政府とシャーム自由人イスラーム運動(シリア解放戦線)の停戦合意に従い、21日に開始された東グータ地方ハラスター市の戦闘員と家族の退去が22日に完了した。
退去2日目となる22日には、大型旅客バス59台で、戦闘員1,072人を含む男性1,212人、女性と子供1,222人がハラスター市を後にして、イドリブ県に向かった。
なお、21日には、戦闘員413人を含む1,580人がハラスター市からイドリブ県に向かっていた。
これにより、シャーム自由人イスラーム運動の本拠地ハラスター市から戦闘員は完全排除された。
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ドゥラル・シャーミーヤ(2月23日付)は、21日にハラスター市を出発したバスが22日にハマー県のカルアト・マディーク町に到着したと伝え、写真複数点を掲載した。
AFP, March 23, 2018、ANHA, March 23, 2018、AP, March 23, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 23, 2018、al-Hayat, March 24, 2018、Reuters, March 23, 2018、SANA, March 23, 2018、UPI, March 23, 2018などをもとに作成。
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