ムスリムPYD前共同代表「ロシアの合意がなければアフリーンでのトルコの作戦は成功しなかった」(2018年3月24日)

西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)を主導する民主統一党(PYD)前共同党首のサーリフ・ムスリム氏はストックホルムでの記者会見で、アレッポ県アフリーン郡へのトルコ軍の侵攻に対するロシアの姿勢を厳しく非難した。

AFP(3月24日付)によると、ムスリム氏は「ロシアの同意なしに、トルコの作戦は成功しなかった…。ロシアは我々の希望を奪った。彼らがシリアにやって来た時、果たすべき義務があった…。彼らはシリアの国土を守ると約束していた…。だがロシアは何もしなかった。トルコに青信号を出した」などと述べた。

al-Durar al-Shamiya, March 24, 2018

AFP, March 24, 2018、ANHA, March 24, 2018、AP, March 24, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 24, 2018、al-Hayat, March 25, 2018、Reuters, March 24, 2018、SANA, March 24, 2018、UPI, March 24, 2018などをもとに作成。

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