国連安保理では、シリア情勢への対応を協議する会合が開かれた。
会合では、ニッキー・ヘイリー米国連大使は、国連安保理決議第2401号採択語も、ロシアが、イラン、アサド政権とともにダマスカス郊外県東グータ地方で民間人に対する攻撃を続けていると非難した。
これに対して、ロシアのワシーリー・ネベンジャ国連大使は、反体制武装集団とロシア・シリア両政府の和解を推し進めることで、ロシアのみが安保理決議を履行していると反論した。
また、バッシャール・ジャアファリー国連シリア代表は、「我々は今日、東グータ地方をテロ組織から完全解放する時間が近づいたとの吉報を国民に伝えている。我々はまた、ゴラン高原、アフリーン郡、ラッカ県、イドリブ県、そして占領下にある我が国領土全域を解放すると国民に伝えている。なぜなら、我々は国家として、いかなる口実であれ、いかなる戦闘員、いかなる占領軍が領内にとどまることも拒否しているからだ」と述べた。
SANA(3月27日付)が伝えた。
AFP, March 27, 2018、ANHA, March 27, 2018、AP, March 27, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 27, 2018、al-Hayat, March 28, 2018、Reuters, March 27, 2018、SANA, March 27, 2018、UPI, March 27, 2018などをもとに作成。
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