RT(3月28日付)は、ダマスカス郊外県東グータ地方のドゥーマー市の処遇をめぐって交渉中のロシアとイスラーム軍は停戦をめぐって「原則合意」に達したと伝えた。
交渉において、イスラーム軍は、戦闘員をイドリブ県やアレッポ県北部ではなく、ダマスカス郊外県の東グータ地方、あるいはダルアー県に退去させることを求めてきたという。
一方、『ハヤート』(3月29日付)は、ドゥーマー市内の消息筋の話として、ドゥーマー市には約1万人のイスラーム軍戦闘員が籠城を続ける一方、ロシア軍が同地一帯での軍事的圧力を強め、イスラーム軍に決断を迫っている、と伝えた。
なお、AFP(3月28日付)によると、ドゥーマー市には15万人の住民が留まっているという。
AFP, March 28, 2018、ANHA, March 28, 2018、AP, March 28, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 28, 2018、al-Hayat, March 29, 2018、Reuters, March 28, 2018、RT, March 28, 2018、SANA, March 28, 2018、UPI, March 28, 2018などをもとに作成。
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