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ロシアのラヴロフ外務大臣は、トランプ米大統領によるシリアからの撤退意思表明に懐疑的(2018年4月2日)

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は記者会見で、ドナルド・トランプ米大統領が3月29日に、中西部オハイオ州リッチフィールドでの集会で支持者を前に演説し、米国が「シリアからすぐに出て行くだろう」と述べたことに関して、「米国がダーイシュ(イスラーム国)との戦いに勝利したらシリアから撤退するとしていた彼の前言と合致している」と述べた。

ラブロフ外務大臣はまた「しかし、我々はここ数ヶ月、米国がユーフラテス川東岸、そしてイラク国境に至る広大なシリア領内での進駐を強化していることを注視してきた…。米政府はこれらの地域で軍事的な施設を増強しているだけでなく、親米勢力を育成し…、シリア領内の他の地域から切り離そうとしている」と付言した。
RT(4月2日付)が伝えた。

AFP, April 2, 2018、ANHA, April 2, 2018、AP, April 2, 2018、al-Durar al-Shamiya, April 2, 2018、al-Hayat, April 3, 2018、Reuters, April 2, 2018、RT, April 2, 2018、SANA, April 2, 2018、UPI, April 2, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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