東グータ地方ドゥーマー市からイスラーム軍戦闘員と家族1,198人がトルコの実質占領下にあるアレッポ県ジャラーブルス市方面に退去(2018年4月3日)

ダマスカス郊外県では、SANA(4月3日付)によると、東グータ地方ドゥーマー市で活動を続けてきたイスラーム軍の戦闘員と家族1,198人が、シリア政府によって用意された大型バス24台に分乗し、トルコの実質占領下にあるアレッポ県ジャラーブルス市方面とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の支配下にあるイドリブ県に退去した。

イスラーム軍戦闘員の退去は2日に次いで2度目。

SANA, April 3, 2018

また、シリア政府の支配下に復帰した東グータ地方から脱出していた住民の帰宅が続き、その数が4万人以上に達した。

このほか、ザマルカー町中心の広場で、住民がシリア軍による治安と安定回復を歓迎する集会を開いた。

SANA, April 3, 2018

AFP, April 3, 2018、ANHA, April 3, 2018、AP, April 3, 2018、al-Durar al-Shamiya, April 3, 2018、al-Hayat, April 4, 2018、Reuters, April 3, 2018、SANA, April 3, 2018、UPI, April 3, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved

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