ドゥラル・シャーミーヤ(4月3日付)は、イドリブ県、アレッポ県で対立を続ける二つのアル=カーイダ系組織、シャーム解放機構、シリア解放戦線の停戦交渉をトルコが仲介しているとの一部報道を否定した。
同サイトの消息筋によると、シャーム解放機構とシリア解放戦線の交渉は、トルコが支援し、「オリーブの枝」作戦に参加しているシリア・ムスリム同胞団系のシャーム軍団のウマル・フザイファ氏が仲介しているが、トルコはこの仲介に一切関与していないという。
また、フザイファ氏の仲介そのものに対して、トルコは何らの指示も行っていないという。
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一方、イドリブ県の部族長、名士、市民団体の代表らは、ユーチューブを通じてビデオ映像を配信し、「人民イニシアチブ連合」の名のもと、シャーム解放機構とシリア解放戦線の戦闘停止を求めていくと発表した。
これを受け、シリア解放戦線はテレグラムを通じて声明を出し、この動きに同調すると表明した。
AFP, April 3, 2018、ANHA, April 3, 2018、AP, April 3, 2018、al-Durar al-Shamiya, April 3, 2018、al-Hayat, April 4, 2018、Reuters, April 3, 2018、SANA, April 3, 2018、UPI, April 3, 2018などをもとに作成。
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ナハールネット(11月21日付…
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