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WHO:地元の医療パートナーによると、7日のドゥーマー市での砲撃で約500人が有毒ガスによると見られる症状を発症(2018年4月11日)

世界保健機関(WHO)のは声明(http://www.who.int/mediacentre/news/statements/2018/chemical-attacks-syria/en/)を出し、ダマスカス郊外県東グータ地方で活動している医療機関パートナー(Health Cluster partners)から寄せられた複数の報告として、7日のドゥーマー市に対する砲撃で、患者約500人から有毒物質によるものと見られる症状が確認され、70人以上が死亡したと発表した。

具体的には呼吸不全や中枢神経系の異常などの症状で、なかでも地下のシェルターの中で死亡していた43人は、毒性の強い化学物質にさらされた可能性があると指摘した。

WHOは「この恐ろしい事態に国際社会は憤慨すべきだ。適切な治療のためにもWHOの現地入りを無条件で認めるべきだ」として、シリア政府などに対して医療チームが現地入りできるよう求めた。

AFP, April 11, 2018、ANHA, April 11, 2018、AP, April 11, 2018、al-Durar al-Shamiya, April 11, 2018、al-Hayat, April 12, 2018、Reuters, April 11, 2018、SANA, April 11, 2018、UPI, April 11, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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