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メイ英首相「攻撃は内戦への介入や政権交代は目指していない」(2018年4月14日)

英国のテレーザ・メイ首相は記者会見で、米英仏のシリア攻撃に関して「化学兵器を使用しても罰を受けないと信じている者たちへの明確なシグナルだ…。化学兵器の使用を傍観も許容もしない」と述べた。

メイ首相は、「シリア攻撃はシリア政府の化学兵器を扱う能力を低下させ、使用をやめさせるためのものだった。攻撃は成功したと確信している…。同盟国と分析した結果などにより、(7日に)化学兵器による攻撃が行われ、シリア政府に責任があることが分かった。7日の攻撃では「樽爆弾」が使われ、ドゥーマー市上空では政府軍のヘリコプターが目撃されたとの情報がある。反体制派はヘリコプターを使用して折らず、「樽爆弾」も使わない」などと述べた。

だが、「内戦への介入や政権交代は目指していない」と付言、攻撃が限定的であることを強調した。

AFP, April 14, 2018、ANHA, April 14, 2018、AP, April 14, 2018、al-Durar al-Shamiya, April 14, 2018、al-Hayat, April 15, 2018、Reuters, April 14, 2018、SANA, April 14, 2018、UPI, April 14, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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