アル=カーイダ系のシャーム解放機構に近いイバー通信(4月17日付)は、故ムスタファー・トゥラース元国防大臣の長男で政権を離反したビジネスマンのマナーフ・トゥラース氏(現在ワアド潮流を名乗る反体制組織を主導)が、ヒムス県北部の処遇について語っているとする音声データ(https://vimeo.com/265240414)を公開した。
この音声データのなかで、トゥラース氏は「ヒムス県北部の問題について、決定権を握っている武装勢力と集まる必要がある、なぜなら彼らは同地の新たなヴィジョンについて協力の用意があるからだ、と話した」としたうえで、反体制武装集団を再編し、ロシアがこれを教練することを提案している。
トゥラース氏は12日、ヒムス県北部とハマー県南部の反体制派支配地域(緊張緩和地帯)をロシアとシリア政府に引き渡すためのイニシアチブを発揮したいとの意向を示していた。
AFP, April 17, 2018、ANHA, April 17, 2018、AP, April 17, 2018、al-Durar al-Shamiya, April 17, 2018、al-Hayat, April 18, 2018、Reuters, April 17, 2018、SANA, April 17, 2018、UPI, April 17, 2018、Wikalat al-Iba’ al-Ikhbariya, April 17, 2018などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
ナハールネット(11月21日付…
イドリブ県では、テレグラムの「…