ダマスカス郊外県では、SANA(4月24日付)によると、ロシアの仲介による東カラムーン地方でのシリア政府と反体制武装集団の停戦合意に基づき、21日から行われていた反体制武装集団の戦闘員と家族の退去が終了した。
24日にはシリア政府によって用意された大型バス47台に戦闘員ら数百人が分乗し、ルハイバ市を発ち、シリア北部(アレッポ県、イドリブ県)方面に向かった。
また、ジャイルード市に内務治安部隊が展開、住民の歓迎を受けた。
なお、これにより、ダマスカス郊外県(およびダマスカス県)は、ダーイシュ(イスラーム国)とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の支配下にあるヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ、タダームン区、ハジャル・アスワド市一帯を除き、すべてシリア政府の支配下に復帰した。
AFP, April 24, 2018、ANHA, April 24, 2018、AP, April 24, 2018、al-Durar al-Shamiya, April 24, 2018、al-Hayat, April 25, 2018、Reuters, April 24, 2018、SANA, April 24, 2018、UPI, April 24, 2018などをもとに作成。
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