ダマスカス県・ダマスカス郊外県では、SANA(4月25日付)によると、シリア軍がヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ、ハジャル・アスワド市にあるダーイシュ(イスラーム国)、シャーム解放機構の拠点に対する爆撃・砲撃を継続した。
ダーイシュに近いアアマーク通信(4月25日付)によると、ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプでのシリア軍とダーイシュの戦闘でシリア軍兵士と民兵多数が死亡、また捕捉された。
なお、『ハヤート』(4月26日付)が複数の活動家の話として伝えたところによると、これまでの戦闘でパレスチナ難民20人が死亡しているという。
一方、『ハヤート』によると、ダーイシュとシャーム解放機構などからなる反体制武装集団が活動を続けるパレスチナ県ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ、タダームン区、ハジャル・アスワド市に近いヤルダー市近郊の農場地帯をシリア軍が爆撃し、イスラーム軍の戦闘員複数人と住民が死亡した。
**
アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(4月25日付)が、シャーム解放機構の幹部筋の話として伝えたところによると、県南部のアイス村とハーディル村を結ぶ通行所でシリア赤新月社の仲介により、ヒズブッラー戦闘員2人とシャーム解放機構メンバー3人の捕虜交換が行われた。
AFP, April 25, 2018、ANHA, April 25, 2018、AP, April 25, 2018、al-Durar al-Shamiya, April 25, 2018、al-Hayat, April 26, 2018、Reuters, April 25, 2018、SANA, April 25, 2018、UPI, April 25, 2018などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
ナハールネット(11月21日付…
イドリブ県では、テレグラムの「…