スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表はBBC(4月26日付)に対し、ロシア、トルコ、イランを保証国とするアスタナ会議がシリア情勢を悪化させていると批判した。
デミストゥラ氏は「アスタナ会議は優れたイニシアチブだった」としつつ、「別の視点から見てみよう。この会議に参与しているのはたった3カ国で、15カ国(安保理メンバー)ではない。すべての当事者がこの会議には参加できていない…。このプロセスは紛争の激化を食い止めると思われた。だが、実際には緊張が生じた」と批判した。
一方、1月末にロシアのソチで開催されたシリア国民対話大会についても、「制憲委員会が実際に組織されていたら、シリア人の対話に向けた優れたイニシアティブだった。だが、今のところそうしたことは起こっていない」と批判した。
AFP, April 26, 2018、ANHA, April 26, 2018、AP, April 26, 2018、BBC, April 26, 2018、al-Durar al-Shamiya, April 26, 2018、al-Hayat, April 27, 2018、Reuters, April 26, 2018、SANA, April 26, 2018、UPI, April 26, 2018などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
ナハールネット(11月21日付…
イドリブ県では、テレグラムの「…