アサド大統領は、イランのアラーッディーン・ボロージェルディー国会国家安全保障外交政策委員長を団長とする国会使節団と首都ダマスカスで会談し、シリア情勢の進捗や両国関係などについて意見を交わした。
SANA(4月30日付)によると、アサド大統領は会談で、中東地域が「世界地図全体の書き換え」の渦中に身を置いているとの認識を示したうえで、シリアに対する(米英仏などの)攻撃や、一部敵対国が直接攻撃を試みていることが、これらの国の手先であるテロリストの敗北を受けたもので、こうした攻撃(の試み)は、シリア人によるテロ撲滅に向けた行動を強化し、シリアの主権と自決を揺るぎないものとすると述べたという。
イランの使節団はまた、ハムーダ・サッバーグ人民議会議長、イマード・ハミース首相、ワリード・ムアッリム副首相兼外務在外居住者大臣とも個別に会談した。
AFP, April 30, 2018、ANHA, April 30, 2018、AP, April 30, 2018、al-Durar al-Shamiya, April 30, 2018、al-Hayat, May 1, 2018、Reuters, April 30, 2018、SANA, April 30, 2018、UPI, April 30, 2018などをもとに作成。
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