ダーイシュとシャーム解放機構支配下のヤルムーク・パレスチナ難民キャンプから逃走しようとしたパレスチナ人60人をシリア軍が拘束(2018年5月3日)

『ハヤート』(5月4日付)は、ダーイシュ(イスラーム国)やシャーム解放機構が活動を続けるダマスカス県ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプから逃走しようとしたパレスチナ人約60人をシリア軍が拘束した、と伝えた。

拘束されたパレスチナ人はほとんどが女性と子供で、ウルーバ検問所を経由してダマスカス郊外県のヤルダー市、バービッラー市、バイト・サフム市方面に逃走しようとしていたという。

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アル=カーイダ系のシャーム解放機構は声明を出し、イドリブ県フーア市とカファルヤー町から退去を希望している住民約1,500人の処遇に関して、ダマスカス県ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプからの戦闘員とその家族の退去が終了後に、対応を決すると発表した。

al-Durar al-Shamiya, May 3, 2018

AFP, May 3, 2018、ANHA, May 3, 2018、AP, May 3, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 3, 2018、al-Hayat, May 4, 2018、Reuters, May 3, 2018、SANA, May 3, 2018、UPI, May 3, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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