RT(5月19日付)は、シリア軍がダマスカス県ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ、ダマスカス郊外県ハジャル・アスワド市で活動を続ける戦闘員とその家族の退去を骨子とする一時停戦合意を同地のダーイシュ(イスラーム国)と交わしたと伝えた。
合意は、19日正午に発効し、20日午前5時に失効すると定められているという。
『ハヤート』(5月20日付)が得た情報によると、この合意で退去する戦闘員と家族の数は1,500~1,800人に上り、彼はシリア東部の砂漠地帯にあるダーイシュの孤立地帯と、ダーイシュに忠誠うハーリド・ブン・ワリード軍が支配するダルアー県南西部に移送されるという。
しかし、シリア軍消息筋はSANA(5月19日付)に治して、ダーイシュとの間にいかなる合意もなされていない、と否定した。
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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、UNESCO世界文化遺産のパルミラ遺跡群を擁するタドムル市の東部で地雷が複数回にわたり爆発し、シリア軍兵士5人が死亡、12人が負傷した。
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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が県東部のダーイシュ(イスラーム国)の支配下にあるアーリーヤート村、スーサ町を砲撃し、住民8人が死亡した。
AFP, May 19, 2018、ANHA, May 19, 2018、AP, May 19, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 19, 2018、al-Hayat, May 20, 2018、Reuters, May 19, 2018、RT, May 19, 2018、SANA, May 19, 2018、UPI, May 19, 2018などをもとに作成。
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