YPG主導のシリア民主軍、米国、フランスはダイル・ザウル県南東部のダーイシュ支配地域への攻勢を強める(2018年5月20日)

ダイル・ザウル県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月20日付)によると、県東部のハジーン市、上バーグーズ村一帯で西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍とダーイシュ(イスラーム国)が激しく交戦した。

戦闘では、米主導の有志連合が同地一帯を爆撃する一方、フランス軍と米軍の地上部隊がダーイシュの拠点や市街地を砲撃した。

一方、アナトリア通信(5月20日付)によると、フランス軍が西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の支配下にある県東部のバーグーズ村の近郊に、砲台6基を設置した。

al-Durar al-Shamiya, May 20, 2018

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西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のムスタファー・バーリー広報センター報道官は、ANHA(5月20日付)に対して、4月にダマスカス郊外県東グータ地方から反体制武装集団戦闘員とともに退去した家族と面談したことを明らかにした。

AFP, May 20, 2018、Anadolu Ajansı, May 20, 2018、ANHA, May 20, 2018、AP, May 20, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 20, 2018、al-Hayat, May 21, 2018、Reuters, May 20, 2018、SANA, May 20, 2018、UPI, May 20, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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