西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の傘下で活動するマンビジュ軍事評議会は、YPG総司令部が5日にアレッポ県北東部ユーフラテス川右岸(西岸)のマンビジュ市から軍事顧問を撤退させると発表したことを受けて、同市で記者会見を開いた。
記者会見では、シャルファーン・ダルウィーシュ総司令官が声明を読み上げ、「近日中に撤退する」予定のYPGに謝意を示すとともに、「いかなる外的脅威からもマンビジュ市の安全を守る能力を有する」と強調した。
そのうえで、マンビジュ軍事評議会が、マンビジュ市一帯地域へのトルコ軍のいかなる展開も受け入れないと明言した。
また、ムハンマド・ムスタファー司令官は「トルコと米国が合意に達する前に、我々は有志連合の司令官と複数回にわたり会合を開いた。そのなかで有志連合側は、マンビジュ市に駐留を続け、いかなるかたちでも同地を放棄しないと明言した…。我々はいまだに両国の合意について何ら承知していない」と述べた。
AFP, June 6, 2018、ANHA, June 6, 2018、AP, June 6, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 6, 2018、al-Hayat, June 7, 2018、Reuters, June 6, 2018、SANA, June 6, 2018、UPI, June 6, 2018などをもとに作成。
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