米軍中央司令部のヴォーテル司令官がロジャヴァ支配下のマンビジュ市を視察訪問し「我々はここに留まり、同市へのいかなる脅威も排除する」と発言(2018年6月21日)

アレッポ県では、ANHA(6月21日付)によると、米軍中央司令部(CENTCOM)のジョゼフ・ヴォーテル司令官(大将)らからなる米中央軍使節団が、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)の支配下にあるマンビジュ市を訪問し、市内の市場などへの現地視察を行った。

現地視察には、マンビジュ市民主文民局、マンビジュ軍事評議会の幹部も同行した。

視察中のヴォーテル司令官と言葉を交わした住民の1人(両替商)は使節団に対して、「マンビジュ市はおかげさまで安全です。ただ、マンビジュ市が享受している安全や安定を揺るがそうとする脅威に曝されています。それでも、市内の状況は概ね安定していて、良好です」と述べた。

これに対して、ヴォーテル司令官は「我々はここに留まり、マンビジュ市へのいかなるいかなる脅威も排除する」と答えた。

 

AFP, June 21, 2018、ANHA, June 21, 2018、AP, June 21, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 21, 2018、al-Hayat, June 22, 2018、Reuters, June 21, 2018、SANA, June 21, 2018、UPI, June 21, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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