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国連のグテーレス事務総長はシリア南部での戦闘激化に懸念を表明、即時停戦を求める(2018年6月23日)

国連のアントニオ・グテーレス事務総長は、シリア南部で激化しているシリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の戦闘に関して、声明で懸念を表明した。

グテーレス事務総長は「シリア南西部に対する地上攻撃や爆撃といった最近の戦闘激化に大きな懸念を感じる…。数千人が避難し、そのほとんどがヨルダン国境に向かっており、地域の安全保障への大きな脅威となっている」としたうえで、「すべての当事者に対して戦闘を即時停止し、民間人や市民インフラの補語といった国際社会の決まりを尊重」するよう呼びかけた。

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ヨルダンのアイマン・サファディー外務大臣は、シリア南部での戦闘激化に関して「ヨルダンは、シリア南部での緊張緩和地帯にかかる合意のパートナーである米国、ロシアと集中的に連絡を取り合い、合意の維持と停戦をめざしている…。我々は現地の進捗を注視し、合意が遵守される必要を確認している」と述べた。

『ハヤート』(6月24日付)が伝えた。

AFP, June 23, 2018、ANHA, June 23, 2018、AP, June 23, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 23, 2018、al-Hayat, June 24, 2018、Reuters, June 23, 2018、SANA, June 23, 2018、UPI, June 23, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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