ラッカ県では、ANHA(6月24日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、ラッカ市内務治安部隊と合同で、ラッカ市内の「テロリスト」のアジトの摘発作戦を開始したと発表した。
摘発作戦は、トルコによるロジャヴァへの脅迫や、アサド政権支持者がラッカ市をシリア政府の支配下に復帰させるための動きを強めていることを受けた措置だという。
一方、ラッカ革命家旅団はフェイスブックのアカウント(https://www.facebook.com/ThoaralraqqaMediaOffice/)を通じて声明を出し、ラッカ市内およびその周辺にある拠点がシリア民主軍の包囲を受けていると発表した。
そのうえで、同旅団は、有志連合、とりわけ米国に「ただちに介入し、こうした裏切り行為を停止」させるよう呼びかけた。
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西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のムスタファー・バーリー広報局長は、ハサカ県でのダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討作戦により、「2013年以来初めて、ハサカ県全土が解放された」と発表した。
『ハヤート』(6月25日付)が伝えた。
AFP, June 24, 2018、ANHA, June 24, 2018、AP, June 24, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 24, 2018、al-Hayat, June 25, 2018、Reuters, June 24, 2018、SANA, June 24, 2018、UPI, June 24, 2018などをもとに作成。
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