ダルアー県では、SANA(6月27日付)によると、シリア軍が、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団の支配下にあるダイル・ザウル市南東部の旧税関地区一帯に対して集中砲火を浴びせた。
ドゥラル・シャーミーヤ(6月27日付)によると、ダルアー市に対する空爆では子供3人と女性1人が死亡したという。
また、シリア人権監視団は、シリア・ロシア両軍が反体制派支配下のスーラ町、サイダー町、ナワー市、イブタア町、アンダーン村を爆撃し、少なくとも8人が死亡したと発表した。
その一方で、SANAによると、ダルアー県関係当局は、反体制派の支配下にある県東部および西部から退去を希望する住民を避難させるための安全人道回廊を3カ所に設置した。
安全人道回廊は、ヒルバト・ガザーラ町に至る東部地域、ダーイル町およびヒルバト・ガザーラ町西方の地域、カフルシャムス村、ダイル・バフト村に至る地域にそれぞれ設置されたという。
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スワイダー県では、SANA(6月27日付)によると、戦闘激化を受けて避難していたブスターン村の住民が、シリア軍による同地の制圧を受けて帰宅した。
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アレッポ県では、ANHA(6月27日付)によると、アレッポ市西部のザフラー協会地区で活動を続ける反体制武装集団が撃った迫撃砲弾複数発が、アレッポ市ムーカーンブー地区、ハムダーニーヤ地区に着弾した。
AFP, June 27, 2018、ANHA, June 27, 2018、AP, June 27, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 27, 2018、al-Hayat, June 28, 2018、Reuters, June 27, 2018、SANA, June 27, 2018、UPI, June 27, 2018などをもとに作成。
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