シリア軍はクナイトラ県でシャーム解放機構と交戦(2018年7月6日)

ダルアー県では、SANA(7月6日付)によると、シリア軍がシャーム解放機構などからなる反体制武装集団(南部中央作戦司令室)との戦闘の末、ヌアイマ村を制圧した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍はヌアイマ村、ウンム・マヤーズィン町、タファス市一帯、タイバ村を砲撃・爆撃した。

同監視団によると、シリア軍はまたナスィーブ国境通行所に近いヨルダン国境地帯に対して重点的な砲撃を行い、同通行所3キロの距離まで進軍した。

その後、ブスラー・シャーム市一帯での停戦合意を受けて、シリア軍(そしてロシア軍)は同地への攻撃を停止した。

**

クナイトラ県では、SANA(7月6日付)によると、シャーム解放機構がバアス市一帯のシリア軍拠点を攻撃、シリア軍が応戦した。

反体制武装集団はまた、ハーン・アルナバ市を砲撃した。

AFP, July 6, 2018、ANHA, July 6, 2018、AP, July 6, 2018、al-Durar al-Shamiya, July 6, 2018、al-Hayat, July 7, 2018、Reuters, July 6, 2018、SANA, July 6, 2018、UPI, July 6, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

SyriaArabSpring

Recent Posts