親政権日刊紙の『ワタン』(7月8日付)は、複数の反体制派消息筋の話として、シリア政府と西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)が近く、ハサカ県の石油施設局と石油販売にかかる権限をシリア政府に移管する合意に達する見込みだとと伝えた。
同紙によると、シリア政府の高官からなる使節団が最近になって、ハサカ県のカーミシュリー市、ハサカ市、シャッダーディー市、ラッカ県のラッカ市、タブカ市を視察し、YPG幹部と会合を行ったという。
また、タブカ市には、ダム管理の専門家チームが首都ダマスカスから派遣され、ロジャヴァ所轄のダム管理委員会と会合を開き、その後、ティシュリーン・ダムを視察したという。
このほかにも、ダイル・ザウル県では、ロジャヴァの管理下にあるCONOCOガス工場をシリア政府とロシアの専門家グループが訪問した。
なお、シリア政府とロジャヴァの交渉に関して、ロジャヴァ側は否定している。
なお、これに関してロジャヴァ側は否定している。
AFP, July 8, 2018、ANHA, July 8, 2018、AP, July 8, 2018、al-Durar al-Shamiya, July 8, 2018、al-Hayat, July 9, 2018、Reuters, July 8, 2018、SANA, July 8, 2018、UPI, July 8, 2018、al-Watan, July 8, 2018などをもとに作成。
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