ハサカ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(7月11日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、ハサカ市ヌシューワ地区から撤退、これに代わってシリア軍部隊が同地に進駐し、検問所を設置した。
ヌシューワ地区の移譲は、ハサカ県内でのYPGとシリア軍の合同検問所とシリア軍徴兵事務所の設置などにかかる合意(7月3日に親政権日刊紙『ワタン』などが報じる)を受けたものだという。
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一方、ラッカ県タブカ市一帯地域の自治を担う西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)傘下のタブカ地区民主民政局は声明を出し、タブカ・ダム(ユーフラテス・ダム)の管理をめぐってシリア政府とロジャヴァが折衝を行っているとの親政権紙『ワタン』の報道に関して、シリア軍がタブカ市一帯に進駐することはないと述べ、これを否定した。
AFP, July 11, 2018、ANHA, July 11, 2018、AP, July 11, 2018、al-Durar al-Shamiya, July 11, 2018、al-Hayat, July 12, 2018、Reuters, July 11, 2018、SANA, July 11, 2018、UPI, July 11, 2018などをもとに作成。
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