アサド大統領の長男ハーフィズ氏が第59回国際数学オリンピック(IMO)ルーマニア大会に参加(2018年7月11日)

AFP(7月11日付)は、ルーマニア中部のクルジュ=ナポカ市で開催されている第59回国際数学オリンピック(IMO)ルーマニア大会にアサド大統領の長男のハーフィズ・アサド氏が参加していると伝え、写真を掲載した。

第59回IMOルーマニア大会には、615人の学生が参加している。

ハーフィズ氏は6人からなるシリア代表の学生の1人として参加している。

ハーフィズ氏は2017年の第58回IMOリオデジャネイロ大会にも参加し、参加した615人中528位の成績だった。

クルジュ=ナポカ市の学校教育監査団の代表を務めるヴァレンティン・クイバス(Valentin Cuibus)氏はAFPに対して「彼は、普通の学生と同じように扱われたいと考えていて、そのように行動しています。彼は18カ国からやってきたほかの学生達とともにホテルとチェックインしました」と語った。

AFP, July 11, 2018、ANHA, July 11, 2018、AP, July 11, 2018、al-Durar al-Shamiya, July 11, 2018、al-Hayat, July 12, 2018、Reuters, July 11, 2018、SANA, July 11, 2018、UPI, July 11, 2018などをもとに作成。

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