ロイター通信(7月12日付)は、シリア南部での戦闘激化を受けてクナイトラ県ゴラン高原の兵力引き離し地域に避難していたシリア人40人以上が、11日晩、境界線を越えて、イスラエル占領下のゴラン高原に入った、と伝えた。
イスラエル軍医務局長によると、イスラエル占領下のゴラン高原には治療のために入り、病院での治療ののち、同日中にシリア側に戻ったとのこと。
治療目的での往来は2~3回繰り返されることもあるという。
なお、この往来をイスラエル軍兵士も黙認しているという。
シリア側の兵力引き離し地域には、シリア人避難民約3,000人が押し寄せているという。
AFP, July 12, 2018、ANHA, July 12, 2018、AP, July 12, 2018、al-Durar al-Shamiya, July 12, 2018、al-Hayat, July 13, 2018、Reuters, July 12, 2018、SANA, July 12, 2018、UPI, July 12, 2018などをもとに作成。
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