米主導の有志連合はダイル・ザウル県を爆撃し、住民8人を殺害(2018年7月16日)

ダイル・ザウル県では、SANA(7月16日付)によると、米主導の有志連合がブーカマール市近郊のスーサ町の民家を爆撃し、住民多数が死傷した。

『ハヤート』(7月17日付)は、地元活動家や複数消息筋の情報として、この爆撃で住民8人が死亡したと伝えた。

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同じくダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、県西部のフサイニーヤ町で地雷が爆発し、男性1人が死亡、女性が負傷した。

また、県西部のカスラ村近郊で爆発が発生、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍傘下のダイル・ザウル地元評議会の教育局長が乗った車が巻き込まれ、子供1人が死亡した。

AFP, July 16, 2018、ANHA, July 16, 2018、AP, July 16, 2018、al-Durar al-Shamiya, July 16, 2018、al-Hayat, July 17, 2018、Reuters, July 16, 2018、SANA, July 16, 2018、UPI, July 16, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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