イドリブ県では、SANA(7月20日付)によると、イランとシャーム解放機構の合意に基づき、反体制武装集団の包囲を受けてきたフーア市、カファルヤー町の全住民の退去が前日に引き続いて行われた。
住民の移送作業は、シリア政府によって用意された大型バス98台、救急車輌10台によって行われ、120人がラタキア市、600人がアレッポ市近郊のジャブリーン村にある仮設居住センターに向かった。
これにより、フーア市、カファルヤー町に留まっていた住民6,900人全員が退去 し、同地は無人となった。
また、武装集団が拉致していたイシュタブリク村住民33人が釈放され、ラタキア市に移送された。
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『ハヤート』(7月21日付)によると、フーア市、カファルヤー町から退去した住民・民兵のなかに含まれていたヒズブッラーの戦闘員6人がレバノンに帰国した。
AFP, July 20, 2018、ANHA, July 20, 2018、AP, July 20, 2018、al-Durar al-Shamiya, July 20, 2018、al-Hayat, July 21, 2018、Reuters, July 20, 2018、SANA, July 20, 2018、July 21, 2018、UPI, July 20, 2018などをもとに作成。
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