ヨルダン外務省のムハンマド・カーイド報道官は声明を出し、ヨルダン政府が、国連に対して、シリア国内で活動を続けてきたホワイト・ヘルメットのメンバー約800人を越境させることを許可したと発表した。
越境許可は「純粋に人道的な理由」に基づくもので、これに先立ち、英国、ドイツ、カナダが、ヨルダンに入国したメンバーを一定期間内に受け入れることを文書で誓約したという。
カーイド報道官によると、入国するホワイト・ヘルメットのメンバーは、三カ国に引き渡されるまで閉鎖地域内に、最長で3ヶ月収容されるという。
ペトラ通信(7月22日付)が伝えた。
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イスラエル外務省のエマニュエル・ナフション報道官はツイッターのアカウント(https://twitter.com/emmanuelnahshon)で、「米国、カナダ、欧州諸国の要請を受け、イスラエルは、シリアの民間組織「ホワイト・ヘルメット」のメンバーとその家族を救出するための人道的努力を完了した」と綴った。
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ホワイト・ヘルメットの代表でトルコで暮らしているリヤード・サーリフ氏はAFP(7月22日付)に対して、ロシアの支援を受けるシリア軍の進軍を受けて、ホワイト・ヘルメットがゴラン高原の兵力引き離し地域に「閉じ込められていた」と述べた。
AFP, July 22, 2018、ANHA, July 22, 2018、AP, July 22, 2018、al-Durar al-Shamiya, July 22, 2018、al-Hayat, July 23, 2018、Petra, July 22, 2018、Reuters, July 22, 2018、SANA, July 22, 2018、UPI, July 22, 2018などをもとに作成。
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