ダルアー県では、SANA(7月23日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うハーリド・ブン・ワリード軍の支配下にあるヤルムーク川河畔地域に対して、シリア軍が爆撃・砲撃を行った。
攻撃は、ジュムーア丘、タスィール町、ジッリーン村一帯、サフム・ジャウラーン村、タスィール町、ジッリーン村、ムザイラア村、アシュタラー村に対して行われた。
シリア人権監視団によると、爆撃には無人航空機によると思われる航空機も投入された。
ドゥラル・シャーミーヤ(7月23日付)によると、シリア軍はまた、バッカール村、ジュバイリーヤ村一帯から反体制武装集団が撤退したのを受けて同地を制圧、サイダー・ジャウラーン村一帯でハーリド・ブン・ワリード軍と交戦した。
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ロイター通信(7月23日付)によると、ハーリド・ブン・ワリード軍も、反体制武装集団がクナイトラ県でシリア政府との停戦に応じ、戦闘を停止し、退去したのに乗じて、少なくとも18カ村を制圧した。
ドゥラル・シャーミーヤ(7月23日付)が地元消息筋の話として伝えたところによると、ハーリド・ブン・ワリード軍は、ダルアー県のバッカール村、ジュバイリーヤ村、クナイトラ県のマアルカ村、マジャーウード村、アイン・ズバイダ村、アブダリー村、アブー・ハジャル村などに進軍したという。
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シリア人権監視団によると、ヤルムーク川河畔地域での戦闘激化を受けて、400世帯以上がヤルムーク川河畔地域から避難した。
AFP, July 23, 2018、ANHA, July 23, 2018、AP, July 23, 2018、al-Durar al-Shamiya, July 23, 2018、al-Hayat, July 24, 2018、Reuters, July 23, 2018、SANA, July 23, 2018、UPI, July 23, 2018などをもとに作成。
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