ダルアー県では、『ハヤート』(7月26日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うハーリド・ブン・ワリード軍の支配下にある県南西部およびクナイトラ県南部のヤルムーク川河畔地域一帯に対して、ロシア・シリア両軍の戦闘機がを激しく爆撃した。
この爆撃に対して、イスラエルは、シリア軍戦闘機1機を撃墜した24日の対応とは対象的に、ロシア軍が占領下ゴラン高原の上空を通過するのを黙認したという。
複数の目撃者によると、爆撃に先立ち、複数のロシア軍戦闘機が占領下ゴラン高原の上空を通過したという。
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一方、SANA(7月25日付)によると、シリア軍が、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うハーリド・ブン・ワリード軍の支配下にある県南西部およびクナイトラ県南部に対する攻撃を続け、14カ村を新たに制圧した。
シリア軍が新たに制圧したのは、バサーラ村、アイン・カーディー村、マクラズ村、サイダー・ジャウラーン村、ハーン・サイダー村、ハーヌート村、アブー・ハーラタイン村、アイン・ズィクル村、ルーバイド村、マクラズ・ダム村、西バッカール村、マアダリー村、アブー・ムンダーラ村、ラッザーニーヤ村、ラッザーニーヤト・サイダー村。
AFP, July 25, 2018、ANHA, July 25, 2018、AP, July 25, 2018、al-Durar al-Shamiya, July 25, 2018、al-Hayat, July 26, 2018、Reuters, July 25, 2018、SANA, July 25, 2018、UPI, July 25, 2018などをもとに作成。
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