アサド大統領は、「バアス革命」(3月8日付)記念日に合わせて開催されたダマスカス郊外県のバアス党幹部、人民諸組織幹部の会合に出席した。
SANA(3月8日付)によると、会合でアサド大統領は、ダマスカス郊外県一帯において、思想・イデオロギー面での活動に力点を置き、国民の日々の生活に関わる問題にエネルギーを注ぎ込むよう出席者に指示した。
アサド大統領はまた、党員から士気を奪おうとする動きが海外メディアなどで行われてきたと指摘、国家建設への党の貢献を踏まえて、こうした試みに対抗するよう求めた。
さらに、アラブ民族主義思想とイスラーム教を維持することで、民族アイデンティティを維持し、シリア社会に移植されようとしている過激思想に対抗できると強調した。
一方、「これまでに起きた個人レベルでの離党は健全な動きであり、日和見主義者の根絶に資する」との見方を示した。
他方、現下の紛争に関して、アサド大統領は「シリアを弱い国家にしようとするための当事者らによるテロ支援の試みは依然として続いている…。和解プロセスと並行してテロ撲滅を継続する必要がある」と主張、「今後求められるのは、適切な対話の仕組みの構築、汚職撲滅、民族思想強化、人々の日常問題解決に向けた活動の継続にある」と述べた。
なお、バアス革命記念日に合わせて、軍も祝典を行った。
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軍武装部隊総司令部は声明を出し、ヒムス県ザーラ村およびその周辺地域一帯を、軍が国防隊および住民の支援のもとに完全制圧したと正式に発表した。
SANA(3月8日付)が伝えた。
またシリア人権監視団も、ヒムス県ザーラ村が軍によって制圧されたと発表した。
同監視団によると、ザーラ村はジュンド・シャーム大隊などジハード主義武装集団の拠点だったという。
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アスマー・アサド大統領夫人は、世界女性デー(3月8日)に合わせて、ダマスカス県のダール・タウリード病院を訪問、出産を終え退院を控えた女性らを見舞った。
SANA(3月8日付)が伝えた。
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SANA(3月8日付)によると、世界女性デーに合わせて、女性数百人が集まってデモを行い、ダマスカス県の国連本部前で、シリアで活動するテロ組織に武器・資金を供与する国に圧力をかけるよう国連に訴えた。
またヒムス市の女性総連合ヒムス支部前、ハマー市のバアス党ハマー支部指導部前、タルトゥース市の女性総連合タルトゥース支部前、ラタキア県バイト・バーシュート村、スワイダー市の県庁前、アレッポ市の女性総連合アレッポ支部前でも同様のデモが行われた。
AFP, March 8, 2014、AP, March 8, 2014、ARA News, March 8, 2014、Champress, March 8, 2014、al-Hayat, March 9, 2014、Iraqinews.com, March 8, 2014、Kull-na Shuraka’, March 8, 2014、Naharnet, March 8, 2014、NNA, March 8, 2014、Reuters, March 8, 2014、SANA, March 8, 2014、UPI, March 8, 2014などをもとに作成。
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