イドリブ県で活動する国民解放戦線にアル=カーイダ系組織や旧「穏健な反体制派」が新たに加入(2018年8月1日)

イドリブ県で活動する国民解放戦線は声明を出し、アル=カーイダ系のシャーム自由人イスラーム運動とバラク・オバマ米政権の支援を受けていた「穏健な反体制派」のヌールッディーン・ザンキー運動からなるシリア解放戦線、シャームの鷹旅団、自由人軍、ダマスカス連合が新たに戦線に加入したと発表した。

国民解放戦線は5月に結成された武装連合体で、トルコが支援するシリア・ムスリム同胞団系のシャーム軍団、シャーム解放機構と共闘してきた自由イドリブ軍、第1沿岸師団、第2沿岸師団、第1歩兵師団、第2軍、精鋭軍、ナスル軍、ダーライヤー・イスラーム殉教者、自由旅団、第23師団からなる。

al-Durar al-Shamiya, August 1, 2018

AFP, August 1, 2018、ANHA, August 1, 2018、AP, August 1, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 1, 2018、al-Hayat, August 2, 2018、Reuters, August 1, 2018、SANA, August 1, 2018、UPI, August 1, 2018などをもとに作成。

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