スワイダー県では、SANA(8月6日付)によると、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)が活動を続ける県東部および県北東部の砂漠地帯方面に通じるすべての街道一帯への展開を強化するとともに、ダーイシュに対する爆撃・砲撃を激化させた。
スワイダー24(8月6日付)によると、戦闘には、シリア軍第1師団、第10師団、第15師団のほか、ドゥルーズ派の民兵「カラーマの男たち」、バアス大隊などの親政権民兵、そしてスンナ青年旅団などダルアー県でシリア政府との和解に応じた反体制武装集団約100人、砂漠特殊任務旅団などダマスカス郊外県東カラムーン地方で和解に応じた自由シリア軍諸派の戦闘員約100人も参加しているという。
爆撃は、ワアル地区、カラーア地区、ハティーブ農場、スナイム・ガラズ地区一帯、ディヤーサ地区、ヒルバト・フスン地区、ラズィーン丘などに対して重点的に行われた。
シリア人権監視団によると、シリア軍はスィブキー村東方の拠点2カ所を制圧した。
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ダルアー県では、SANA(8月6日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うハーリド・ブン・ワリード軍の支配から解放されたクーヤ村、サフム・ジャウラーン村で、撤去されていなかった地雷や爆発物が爆発し、住民4人が死亡、15人が負傷した。
AFP, August 6, 2018、ANHA, August 6, 2018、AP, August 6, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 6, 2018、al-Hayat, August 7, 2018、Reuters, August 6, 2018、SANA, August 6, 2018、Suwayda 24, August 6, 2018、UPI, August 6, 2018などをもとに作成。
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