反体制系サイトは東グータ地方の若者約350人が当局に免罪を拒否される一方で、トルコの実質占領地域から帰還した住民多数が逮捕されていると伝える(2018年8月6日)

反体制系のザマーン・ワスル(8月6日付)は、複数の消息筋の話として、ダマスカス郊外県東グータ地方で4日、シリア北部(イドリブ県、アレッポ県)に退去せずにシリア政府との和解に応じた若者約350人が免罪を拒否されたと伝えた。

ザマーン・ワスルはまた、シリア北部に一旦退去した後、トルコの実質占領下にある同地での生活に満足できず、シリア政府の支配下に復帰した東グータ地方に帰還した住民多数(女性や子供も含む)が当局によって逮捕されていると伝えたが、真偽は定かではない。

同消息筋によると、免罪の拒否は、彼らを徴兵するためだという。

Zaman al-Wasl, August 6, 2018

AFP, August 6, 2018、ANHA, August 6, 2018、AP, August 6, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 6, 2018、al-Hayat, August 7, 2018、Reuters, August 6, 2018、SANA, August 6, 2018、UPI, August 6, 2018、Zaman al-Wasl, August 6, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

SyriaArabSpring

Recent Posts